爽やかな秋風に誘われるように、カメラを手に散歩に出かけた。この日は体育の日。ここに行ってみようと思い立った。
「シェルコムせんだい」は泉総合運動場の敷地内に、平成12年7月に開設された仙台市屋内グラウンドである。
野球、ソフトボール、テニス、フットサルなど様々なスポーツができる。
貝殻のデザインをした屋根が特徴で、一部が開閉できるということで、当時は注目を集めたそうだ。
エントランス前の広場に降りる大きな階段と、その横には、スロープが配置されている。
エントランス前の広場。
たくさんの丸い柱を斜めに組み合わせて、エントランスホールの大きな庇を受けている。
遠くに泉ヶ岳が見える。
エントランス前の丸柱の中を、こちら側から歩いて行くと、右側に東側の玄関がある。通常はここから入館する。
大きな階段を下りてくれば、すぐに玄関があるのだが、この丸柱の中を歩いてみたかったので、わざわざ反対側に回り込んでみた。
ちょうどこの部分が、固定部と可動部の接点になっている。
上の部分が可動部で、下の部分が固定部である。接点部分はゴム板のようなもので、雨や風を防いでいるように見える。
昨年9月の河北新報の報道によると、平成15年を最後に、屋根を開けての使用は無いとのことである。
可動部のレールと足下の様子。いつか動くかもしれない、と思いつつ。
この日は、「マイタウンスポーツデイ グラウンド・ゴルフ大会」というイベントが行われていた。
メインの観客席の様子。規模はそんなに大きくはないが、それらしくなっている。
天井の中央部は、四方八方からの柱を束ねる要になっている。高さはグラウンドから51mとのこと。
毎日のように何かしらの行事が入っていて、土日の休日には、大きな大会が毎週のように入っている。
たとえ屋根が開かなくても、屋根がついているグラウンドはありがたい。開催予定が立てやすいからだ。雨や風の心配をしなくていいので、利用するには便利である。
連日のように利用されているのは、ガッテンガッテンだ。
シェルコムせんだい(仙台市屋内グラウンド)
宮城県仙台市泉区野村字新桂島前48番地
TEL 022-218-5656 FAX 022-776-1090
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